アイナ(和奈)とアミ
夜の帳が落ち
草原の一軒家から漏れる暖かい光
草原を飛び回る虫たちの淡い光
月に照らされて白く輝く道の光
瞬く星の光
私は
それらの光を集めて歩く
オレンジ
青
白
赤
小さな光の粒が
小瓶の中で
転がる
最後に
湖面に写った満月の光を入れ
湖面にかけられた
満月の道を歩く
道が途切れたところで
小瓶を月に掲げると
集めた光が天へと登っていく
まもなく
光の小さな粒に包まれた子が
私の手の中に降りてくる
「ようこそ。アミ」
アミは
スヤスヤと寝ている
目覚めるのは
まだ先
夜の帳が落ち
草原の一軒家から漏れる暖かい光
草原を飛び回る虫たちの淡い光
月に照らされて白く輝く道の光
瞬く星の光
私は
それらの光を集めて歩く
オレンジ
青
白
赤
小さな光の粒が
小瓶の中で
転がる
最後に
湖面に写った満月の光を入れ
湖面にかけられた
満月の道を歩く
道が途切れたところで
小瓶を月に掲げると
集めた光が天へと登っていく
まもなく
光の小さな粒に包まれた子が
私の手の中に降りてくる
「ようこそ。アミ」
アミは
スヤスヤと寝ている
目覚めるのは
まだ先